皆さん、こんにちは。
千葉県市川市を拠点に、地域密着で内装リフォームを手掛けている東武サービス株式会社です。
「自分で壁紙を張り替えたけれど、継ぎ目が目立ってしまった」
「空気やシワが残り、想像していた仕上がりにならなかった」
「DIYに失敗した壁紙でも、リフォーム会社に直してもらえるのだろうか」
壁紙の張り替えは、ホームセンターやインターネットで道具と材料をそろえられるため、DIYに挑戦しやすいリフォームの一つです。
しかし、実際には採寸、裁断、下地処理、のり付け、柄合わせ、空気抜きなど、複数の工程があります。
壁紙を張ること自体はできても、継ぎ目や端部まできれいに仕上げるには、壁の状態に応じた判断と作業が必要です。
今回は、自分で壁紙を張り替えたときによくある失敗や、自分で補修を続けるか、リフォーム会社へ相談するかの判断基準について解説します。
【目次】
- 自分で壁紙を張り替えたときによくある失敗
- DIYで失敗する主な原因
- 自分で補修しやすい状態と業者への相談が必要な状態
- 失敗した壁紙の上から重ね張りしてもよい?
- リフォーム会社へ依頼した場合の作業内容
- DIY後の補修費用が高くなりやすいケース
- 自分で続けるか業者へ頼むかの判断基準
- よくある質問
- まとめ
■自分で壁紙を張り替えたときによくある失敗

・継ぎ目が開いて目立つ
壁紙と壁紙の境目が開き、下地や裏紙が見えてしまう失敗です。
施工直後は目立たなくても、時間がたつにつれて継ぎ目が開いてくることがあります。
壁紙の位置がずれている、継ぎ目を十分に圧着できていない、裁断がまっすぐではないなど、複数の原因が考えられます。
特に濃い色のクロスは、継ぎ目から白い下地が見えると目立ちやすいため、丁寧な施工が必要です。
・空気が入って表面が膨らむ
壁紙の中に空気が残ると、表面がポコポコと膨らんだり、波打ったように見えたりします。
壁紙の中心から外側に向かって空気を逃がせていない場合や、壁にホコリや小さなゴミが残っている場合に起こりやすい失敗です。
膨らみの原因が空気ではなく、下地の剥がれや湿気である可能性もあります。原因を確認せずに穴を開けると、壁紙を余計に傷つけてしまうため注意が必要です。
・シワが残る
壁紙を一度に強く引っ張ったり、位置を直そうとして何度も動かしたりすると、シワができることがあります。
小さなシワであっても、照明が横から当たる場所では影ができ、目立ってしまう場合があります。
壁紙の材質やのりの状態によって扱いやすさが異なるため、無理に伸ばそうとすると破れや変形につながります。
・柄が合わない
レンガ柄や木目柄、幾何学模様などは、隣り合う壁紙の模様を合わせながら施工する必要があります。
壁紙ごとに柄の繰り返し幅が決まっているため、見た目だけで裁断すると、途中で模様がずれてしまうことがあります。
柄合わせを考えずに材料を切ると、予定より多くの壁紙が必要になることもあります。
・壁紙が斜めになる
最初の一枚を壁の角に合わせて張ったつもりでも、建物の壁や柱が完全に垂直とは限りません。
最初の一枚が少し斜めになると、その後に張る壁紙も少しずつずれていきます。
壁の角を基準にするのではなく、垂直線を確認しながら施工する必要があります。
・端から剥がれてくる
壁の角や巾木、天井との境目、コンセント周辺などは、壁紙が浮いたり剥がれたりしやすい部分です。
のりが不足している場合だけでなく、下地にホコリや油分が残っている場合や、既存の壁紙が浮いている場合にも剥がれが起こります。
剥がれた部分に接着剤を追加しても、下地に問題があると再び剥がれる可能性があります。
・コンセントやスイッチ周辺がきれいに収まらない
コンセントやスイッチの周辺は、壁紙を細かく切りながら仕上げる必要があります。
穴を大きく切りすぎるとカバーから隙間が見え、小さすぎると壁紙が盛り上がる原因になります。
電気設備の取り外しや配線に関わる作業には資格が必要な場合があるため、無理に設備本体を触らないようにしましょう。
参考:リノベーション株式会社「壁紙張り替えを自分でやって失敗?よくある事例と原因・リカバリー方法を写真付き解説」
■DIYで失敗する主な原因

・下地処理が不十分
壁紙の仕上がりは、新しい壁紙を張る前の下地状態に大きく左右されます。
壁紙は下地の凹凸が表面に出やすいため、釘やビスの出っ張り、穴、ひび割れ、古いのり、ホコリなどを整えておく必要があります。
凹みや段差がある場合は、パテなどを使用して表面を平らにします。下地に合わせて適切な処理を行うことが重要です。
壁紙を張る作業だけに意識が向き、下地処理を省略してしまうと、表面の凹凸や浮き、剥がれにつながります。
・採寸と裁断に余裕がない
壁の寸法ぴったりに壁紙を切ると、施工中のずれを調整できなくなります。
壁紙は上下に余裕を持たせて張り、施工後に余分な部分を切り落とすのが一般的です。
必要な長さを間違えたり、柄合わせに必要な余白を考えなかったりすると、材料が不足することがあります。
・一人で広い壁を施工する
壁紙は長さがあり、のりが付いた状態では扱いにくくなります。
一人で持ち上げようとすると、壁紙同士が貼り付いたり、折れたり、床に落ちたりすることがあります。
特に天井や背の高い壁、幅の広い壁は、初心者が一人で施工するには難易度が高い場所です。
・壁紙の特徴を確認していない
壁紙には、厚み、硬さ、表面の凹凸、柄、必要な接着剤など、それぞれ異なる特徴があります。
材質が硬い壁紙や表面が平らな壁紙は、下地の凹凸や空気が目立ちやすく、丁寧な下地処理と圧着が必要です。
デザインだけで選ぶのではなく、施工方法や注意事項まで確認する必要があります。
・失敗を直そうとして何度も触る
位置がずれた壁紙を何度も剥がして張り直すと、壁紙が伸びたり、下地の裏紙まで剥がれたりすることがあります。
継ぎ目が気になるからと強くローラーを押し付けると、のりが押し出されたり、壁紙の表面が傷ついたりする場合もあります。
失敗に気付いたときは、原因が分からないまま作業を続けないことが大切です。
参考:BXゆとりフォーム「壁紙を張るときの下地処理方法を解説!注意点や業者依頼の判断基準とは?」
参考:ルノン株式会社「壁紙|ルノンホーム(2023-2026)|Y23-2910」
■自分で補修しやすい状態と業者への相談が必要な状態
DIYに失敗したからといって、すべての壁紙を張り直す必要があるとは限りません。
ただし、見た目だけでは原因を判断できないこともあります。
・自分で補修できる可能性がある状態
- 壁紙の端がわずかに浮いている
- 継ぎ目の一部分だけが開いている
- 小さな範囲に軽い浮きがある
- 予備の壁紙が十分に残っている
- 下地に穴やカビなどの異常がない
壁紙用の補修接着剤やジョイント補修材を使用できる場合がありますが、使用する壁紙や下地に対応している商品か確認してください。
原因が分からない場合は、接着剤を追加する前に専門業者へ相談した方が安全です。
・リフォーム会社への相談が向いている状態
- 壁全体にシワや浮きがある
- 複数の継ぎ目が開いている
- 柄が大きくずれている
- 既存の壁紙や裏紙まで剥がれている
- 石膏ボードが削れている
- 壁に穴やひび割れがある
- カビや水染みがある
- 何度補修しても剥がれてくる
- コンセント周辺を大きく切りすぎた
- 壁紙を何枚も重ねて張っている
特にカビや水染みがある場合は、壁紙だけの問題ではなく、結露や漏水などが原因になっている可能性があります。
表面を隠すだけでは再発するおそれがあるため、下地や壁の内部まで確認する必要があります。
■失敗した壁紙の上から重ね張りしてもよい?
失敗した壁紙を剥がすのが大変だからと、その上から新しい壁紙を張りたくなるかもしれません。
しかし、既存の壁紙に浮き、シワ、剥がれ、段差がある場合、その上から張っても凹凸が残る可能性があります。
また、下の壁紙が剥がれれば、新しく張った壁紙も一緒に浮いてしまいます。
重ね張りに対応した商品もありますが、どの壁紙にも使用できるわけではありません。
次のような状態では、重ね張りを避け、既存の壁紙を剥がして下地を整える方法を検討しましょう。
- 既存クロスが浮いている
- 表面に大きな凹凸がある
- 汚れや油分が付いている
- カビや水染みがある
- 壁紙が複数枚重なっている
- 下地の状態を確認できない
壁紙をきれいに仕上げるためには、表面が平らで安定していることが重要です。
重ね張りで対応できるか、壁紙を剥がして張り直すべきか迷っている方は、東武サービスのリフォーム内容をご確認ください。
■リフォーム会社へ依頼した場合の作業内容
DIY後の壁紙補修をリフォーム会社へ依頼した場合は、まず現在の施工状態を確認します。
一般的には、次のような流れで作業を進めます。
・現在の壁紙と下地を確認する
浮きやシワが壁紙だけの問題なのか、下地の傷みが原因なのかを確認します。
壁紙の一部分だけを直せるのか、一面を張り直す必要があるのかも、この段階で判断します。
・失敗した壁紙を剥がす
張り直しが必要な場合は、施工済みの壁紙を剥がします。
強力な接着剤や壁紙用ではない接着剤が使われていると、下地を傷つけずに剥がすことが難しくなる場合があります。
・下地を補修する
裏紙の浮き、石膏ボードの傷、釘穴、段差などを整えます。
必要に応じてパテを塗り、乾燥後に表面を研磨して平らにします。
・新しい壁紙を施工する
下地を整えた後、新しい壁紙を施工します。
柄物の場合は柄の位置を確認し、継ぎ目や角、コンセント周辺まで仕上げます。
・仕上がりを確認する
施工後は、浮き、継ぎ目、端部などを確認します。
壁紙は照明の当たり方によって見え方が変わるため、複数の方向から確認することも大切です。
■DIY後の補修費用が高くなりやすいケース
DIYで張った壁紙を業者に直してもらう場合、最初から業者へ依頼するより作業が増えることがあります。
特に、次のようなケースでは補修費用が高くなりやすくなります。
・下地まで剥がれている
壁紙を何度も剥がしたことで、石膏ボードの表面紙まで剥がれている場合は、パテ処理などが必要になります。
傷みが広範囲に及ぶ場合は、下地材の交換が必要になることもあります。
・強力な接着剤を使用している
壁紙用ではない接着剤や両面テープを広範囲に使用すると、きれいに除去するのが難しくなります。
接着剤の跡が段差として残ると、そのまま新しい壁紙を張ることができません。
・壁紙を重ねて張っている
複数の壁紙が重なっていると、一枚ずつ剥がし、下地を整える作業が必要になります。
下の壁紙がどのような状態か、剥がしてみるまで分からないこともあります。
・同じ壁紙が廃番になっている
一部分だけを補修したくても、同じ品番の壁紙が廃番になっている場合があります。
似た色や柄を選んでも、日焼けや製造時期の違いによって、既存部分との色差が目立つことがあります。
この場合は、一部分ではなく壁一面を張り替える方が自然に仕上がることがあります。
DIY後の状態を見ても、補修で済むのか張り直しが必要なのか分からない場合は、作業を続ける前にお気軽にお問い合わせください。
■自分で続けるか業者へ頼むかの判断基準
DIYを続けるか迷ったときは、施工範囲と求める仕上がりを基準に考えましょう。
・DIYを検討しやすいケース
- 施工範囲が小さい
- 目立ちにくい場所である
- 無地で扱いやすい壁紙を使用する
- 下地が平らで傷んでいない
- 十分な作業時間を確保できる
- 予備の材料がある
・業者への依頼が向いているケース
- リビングや玄関など目立つ場所
- 壁一面以上を施工する
- 柄物や濃い色のクロスを使用する
- 下地の状態が分からない
- カビや水染みがある
- 賃貸物件の原状回復
- 天井や階段など高い場所
- 一度失敗し、張り直しが必要
- 短期間できれいに仕上げたい
材料費だけを見ると、DIYの方が安く感じられます。
しかし、道具の購入費、余分な材料、作業時間、失敗後の補修費まで含めると、必ずしもDIYの方が安いとは限りません。
特に人目に付きやすい場所や、下地補修が必要な壁は、最初から専門業者へ相談した方が、結果的に負担を抑えられることがあります。
■よくある質問
・DIYに失敗した途中の状態でも相談できますか?
施工途中でも相談できます。
作業を続けることで下地の傷みが広がる可能性があるため、うまくいかないと感じた段階で、壁全体と失敗箇所の写真を撮影しておきましょう。
・一部分だけ張り直せますか?
同じ壁紙が用意でき、下地の傷みが小さい場合は、部分的に対応できる可能性があります。
ただし、既存の壁紙との色差や継ぎ目が目立つ場合は、壁一面の張り替えを提案されることがあります。
・気泡に針を刺して空気を抜いてもよいですか?
膨らみの原因が空気とは限らず、下地の浮きや湿気が原因の場合もあります。
原因を確認せずに穴を開けると、壁紙が破れたり、穴が目立ったりする可能性があります。広範囲に膨らんでいる場合は、先に専門業者へ相談しましょう。
・自分で張った壁紙を業者に剥がしてもらえますか?
対応している業者であれば、剥がし作業から依頼できます。
使用した壁紙の種類や接着剤が分かる場合は、見積もり時に伝えておくと、作業内容を判断しやすくなります。
・賃貸住宅でもDIYで張り替えてよいですか?
賃貸住宅では、壁紙の変更が契約で制限されていることがあります。
原状回復が必要になる可能性もあるため、施工前に賃貸借契約書を確認し、管理会社や貸主の許可を取りましょう。
■まとめ
壁紙のDIYでは、継ぎ目の開き、空気、シワ、柄のずれ、端部の剥がれなどが起こることがあります。
こうした失敗は、壁紙を張る技術だけでなく、下地処理や採寸、壁紙の選び方が原因になっている場合もあります。
小さな浮きや剥がれであれば補修できる可能性がありますが、壁全体にシワがある場合や、下地まで傷んでいる場合は、壁紙を剥がして張り直した方がきれいに仕上がります。
失敗を隠すために壁紙を重ねたり、原因を確認せずに接着剤を追加したりすると、補修範囲が広がる可能性があります。
「自分で直せる状態なのか分からない」
「途中まで作業したが、これ以上続けるのが不安」
そのような場合は、無理に作業を進める前に専門業者へ相談しましょう。
東武サービス株式会社では、壁紙の張り替えをはじめ、床や水回りなどの内装リフォームに対応しています。
千葉県市川市を拠点に、市川市・松戸市・柏市などでご相談を承っております。
現在の壁全体と失敗した箇所の写真をご用意いただくと、状況を確認しやすくなります。DIY後の壁紙についても、まずはお気軽にご相談ください。

